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むとう千里の「はっぴぃ通信」
2018年7月19日(木)№302
日々増える被害、単なる自然災害では終わらせず問題の究明を
被害の全容、未だわからず
 西日本を中心とする豪雨による被害は、床上・床下浸水などの住宅被害が計3万棟以上、未だ全容は把握されていません。各地の避難所に避難している方は約5000人。これまでに確認された死者は200人を超え、行方不明の方の懸命な捜索が続いています。被災地、被災者の皆さんの状況を知るたびに、胸がつまります。
 私も広島や兵庫、京都に住む友人らと連絡を取り、無事を確認し合い胸をなでおろしました。広島の医療関係で働く友人から「安芸区は道路が寸断されたままで未だに被害状況がつかめない地域が点在しており、支援物資を届けるルートの開通は7月末になる。今後、現地に職員が入り、詳しい状況を調査し、情報を改めて発信する。」との連絡があり、現地の混沌とした状況が伝わってきました。
まず、今できることを
 調布市社会福祉協議会(市社協)及び、市役所の有志による募金活動も行わています。ボランティアなどの市社協の取り組みについて伺ったところ「現時点の被災地への社協としてのボランティア派遣は、九州や四国、中国地方など西日本地域の社協が中心で、東京地域の社協にはまだ派遣要請はありませんが、独自でボランティアに行く方のために、ボランティア保険の受付と即日適応を実施しています。日々、現地の状況や支援状況が変化しているので、全国社会福祉協議会のホームページなどで確認してください。」とのことでした。14日(土)共産党市議団も、調布駅前で救援募金を呼びかけ、1時間で4万5千円余りのご協力がありました。「本当に他人事ではない。自分のところで同じことがあったらどうなるのかと不安になる。ボランティアはいかれないけど。」と話していかれる方や、小中学生や部活帰りの高校生など、多くの方にご協力いただきました。思いのこもった救援募金、責任をもって中央委員会から被災地の自治体や医療機関にお届けし、必要な支援が行き届くよう、今できることに全力で取り組みます。
乱開発による人為的災害も
 ここまで被害が大きくなった必然性は何か…4年前77人の命を奪った広島市安佐南区及び安佐北区の土石流の災害の記憶がよみがえりました。当時被害の要因として、大都市の一極集中化による開発により急斜面に密集住宅地が形成された地区であること、県の調査で土砂災害の危険のある地区であることが分かっていたにもかかわらず土砂災害防止法の「警戒区域」などの指定がされていなかったことが問題になった「都市型土砂災害」です。調布市も国分寺崖線などの急斜面のある町ですが、近年、そうした崖線地の住宅建築が増え、とても気になっていました。経済優先の乱開発が、被害の拡大を人為的に生み出している事態が全国に広がっています。市民の命、安全安心を守る国、自治体の役割は重大です。