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むとう千里の「はっぴぃ通信」
2018年4月26日(木)№300
トイレのバリアフリーは、誰でも安心して外出できる環境整備
トイレはどこにある?
 外出した時に困ることの1つが、トイレです。特に戸外の場合、周辺になくて困った経験が1度はあるのではないでしょうか。小さな子ども連れの方や高齢者、障がいをお持ちの方はなおさらです。
 「トイレの有無や場所を確認してからでないと、外出できない」との声は少なくありません。
 調布市福祉健康部は市内全域の公共施設、駅、病院・医院、飲食店やスーパー・コンビニなど施設のバリアフリーの状況を掲載した「調布市バリアフリーハンドブック」を作成。トイレについては、乳幼児用設備、車いす対応、オストメイト、音声案内の有無など、機能別に詳しく表示されています。是非役立ててほしいと思いました。
 とはいえ、公共施設での車いす対応トイレなどの整備は、まだまだ不十分です。地域福祉センターは全館車いす対応トイレですが、例えば、ふれあいの家は18か所中9か所が未整備。トイレのある公園は26か所ですが、車いす対応は12か所という実態。地域の方々からは、バリアフリー化をすすめてほしいと要望されています。
 今年度、市内3か所(つつじヶ丘駅北、飛田給駅北、深大寺)の公衆トイレがパラリンピック基準の仕様にリニューアルされることになりました。また、菊野台地域福祉センターは内装改修の際に、オストメイトの設備もあるだれでもトイレに改善される予定です。
利用者の声を生かして
 身体障がい者の立場で、羽田空港など様々な施設のバリアフリー、ユニバーサルデザインの問題に携わっている方にお話を伺ったところ「障がいのタイプによって必要なトイレの機能が違ってくる。だれでもトイレなのに、洗面台等の位置が邪魔で、車いすで動きが取れず、結局利用できないということもあった。障がいのタイプに合ったトイレ整備が必要。トイレの改修の際には、是非、障がい当事者の意見を聞いてほしい」とのことでした。
 今あるトイレの改善や、スペースの狭い場所でのトイレ整備の場合、障がいタイプにあわせていくつも整備するのは難しく、限定されたスペースをいかに有効に使うかが大切になります。障がい当事者の方も参加する調布市障害者地域自立支援協議会では、定期的に会議を開催し年間を通して様々な問題に対応しています。施設建設や施設改修の祭に、設計段階から、施設の担当部署と自立支援協議会などが連携していくような仕組みづくりが重要です。
公衆トイレの役割
 誰もが利用できる公衆トイレは市内に6か所しかありません。調布駅前広場のトイレは広場整備のため閉鎖、整備完成は2023年です。多くの市民から「工事期間中もトイレを設置してほしい」との要望が上がっています。ハンディキャップがあっても安心して自由に外出できる環境整備のために、市の役割は重要です。