軽いフットワークで市民の声を政治に活かします
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むとう千里の「はっぴぃ通信」
2017年1月19日 №293
オリピック・パラリンピックを機に市民スポーツの充実を
シャワーなし、トイレは… 
 東京オリンピック会場になる味の素スタジアム近くには、調布市基地跡地運動広場(野球場5面、少年野球場4面、サッカー場3面)があります。この施設は、野球やサッカーをはじめ、多くの市民が利用し、土日祝日は常に施設は満員状態です、シーズン中は各種大会も開かれ、年間36万人以上が利用する市民スポーツの振興にとってなくてはならないもです。
 しかし、小さな更衣室はありますがシャワーはありません。トイレは管理棟の近くに2基整備されている横に仮設トイレが6基あるだけ。利用者からは長年「トイレやシャワー室を整備してほしい」との要望が出されていますが、未整備のままです。
 なぜ、整備が進まないのか。この場所は、東京都の下水処理場(仮称野川処理場)の建設予定地で、現在はそこを調布市が借りて暫定的にスポーツ施設として活用しているものです。そのため、もし東京都が下水処理場建設を実施することになった場合、現在の設備を全部撤去して都に返還しなければならないため、本格的な設備は作りにくいとの理由です。

下水処理場計画は見直しを
 しかし、下水処理場計画は、40年以上前に調布基地が返還された際に決められて以後、何も動きはありません。東京都議会でも2004年9月の公営企業委員会で「仮称野川処理場につきましては、水量及び人口の動向などから、その事業化を先送りすることにいたしました」と東京都側が答えており、その後の進展は全くないままです。これからの人口減少社会に向けて、公共施設を整理していくことが全国的に課題となっていますが、今後下水処理場が必要なのか、オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みの中で再検討すべきではと思います。

五輪費用の削減と透明化で
 東京オリンピック・パラリンピックを巡っては、海の森水上競技場など競技施設の整備に莫大な費用がかかるなど様々な問題が山積みです。日本共産党東京都議団はこれまで、際限のない都負担の拡大と不透明な財政運営をただし、2020年東京オリンピック・パラリンピックの取り組みが五輪憲章に沿うものになるよう、経費縮減策をはじめとする様々な提案を行ってきました。小池知事に対しても、五輪費用の削減と透明化に向けた提言(①都立競技施設の計画見直しと整備費縮減、②五輪の総事業費および組織委員会の収支計画の公表と経費削減、③公平公正な事業と契約の推進)を行っています。過剰な五輪施設への投資を止めて、市民スポーツの振興こそ充実できるよう頑張ります!