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むとう千里の「はっぴぃ通信」
2016年12月8日 №291
保育園募集者数1361人、申込者数1868人…もっと保育園を
申し込み会場はいっぱい
 来年4月からの認可保育園の第1次入園申し込みが締め切られました。11月末から12月2日までの申込期間中、申し込み会場は、連日200人から300人の子ども連れのお母さんでいっぱいでした。
 2017年度4月からの新たな募集予定数1361人に対し、申込者数は1868人。昨年の申込者数1715人より153人増えました。調布市は、毎年、4カ所、5カ所と保育園を増設し、募集者数も増えていますが、申込者数は、その数を上回る勢いで増え続けています。今回は、0歳児、1歳児、2歳児だけでなく、3歳児も募集者数を60人以上上回る申し込みがありました。
 この後、選考が行われ2月初めに入園の可否が通知されますが、既に500人を超える子どもたちが、認可保育園に入園できないことが予想される事態です。
 「保育園に入れなければ、仕事を辞めなければならない」「保育園に入れないと、暮らしが成り立たない」との声が後を絶ちません。
もっと保育園が必要
 市は、2015年に調布市子ども・子育て支援事業計画(2015年~19年)を策定。5年間で認可保育園を25園誘致、新設する計画を盛り込みました。しかし、計画通りに整備が進んでいません。
 保育園増設の課題は、社会福祉法人などが保育園を新設する際に、土地が高額で用地確保が難しい、保育士不足などの課題があります。他自治体では、住宅地に整備する際の近隣住民の理解や、保育士が集まらず、保育園が開園できない事態が生まれているほどです。
 こうした課題を解決するためには市だけでなく、国・東京都の支援策が不可欠です。
 かつて、東京都は、保育園用地として都有地を無償貸与したり、私立保育園保育士の給与を公立保育園保育士並みにする補助事業を実施していましたが、石原元都知事の時代に廃止され、今日に至っています。
 今年9月、東京都は保育園待機児童に対する新たな対策を打ち出しました。認可保育園設置のための土地賃借料補助事業の拡充、活用できる都有地の情報提供、保育士確保のための保育従事者への家賃補助の拡充等です。保育園増設の課題解決の一助として、調布市としても積極的な活用が期待されます。
認証保育所の保育料を軽減
 また、認可保育園に入園できなかった多くの子どもが利用する認証保育所などの認可外保育施設がありますが、認可保育園と比べて保育料が高額であるという問題もあり、認証保育所などの保育料を認可並みにする対策も急がれています。
 さらに、認証保育所などにも入れず、預け先がきまらないまま4月を迎える子どもが1人でも少なくなるよう、市として緊急の対策も必要です。
 この春、どの子も笑顔でいられるよう、頑張ります!