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むとう千里の「はっぴぃ通信」
2016年9月29日 №289
人のいのちに軽重はあるか?「まなびや」を訪ね考えました
「ディセンターまなびや」で
 先日、飛田給の味スタ近くにある「ディセンターまなびや」を訪問してきました。「まなびや」は、肢体・知的共に障害のある重複障害の方の通所施設です。現在27人の方が月曜日から金曜日の日中利用している通所施設です。
 訪問した日は、広いホールに利用者のみなさんが集まって、翌日の秋祭りの準備をしていました。車いすの方、ベッドの方、床に敷いてあるマットやクッションの上に座ったり、寝転んでいたり、それぞれの方の状態にあった姿勢で参加できるように、職員が介助をしていました。ホールには、話し声や、歌声、笑い声が響いていました。
 食べることが好きな方、歌が好きな方、職員とのおしゃべりが好きな方…それぞれが、豊かな日々を過ごせるよう、年間を通して、季節の行事をする他、日々、創作活動、おやつ作り、スポーツ活動等を、グループ単位で活動したり、個別に「したいことをする」時間では、カフェでお茶をしたり、カラオケをしたり。そうした活動の他、リハビリや食事、入浴などをしてすごしているとのこと。
 利用者の中には、2年前に布田にオープンしたグループホームで一人暮らししている方もいらっしゃいました。
 案内をしてくださった職員の方は「私たちは、利用者の方の生活のお手伝いをしながら、利用者のみなさんから、生きる力、元気をもらっています」とおっしゃっていました。
 重い障害があっても、毎日懸命に、でも楽しくくらしている方と、その生活を支援する事にやりがいをもって働いている方に出会えて、私も元気をいただきました。
 調布市には、「まなびや」の他に、知的障害者援護施設、子ども発達センター、知的障害者の作業所・希望の家、障害者グループホームなど市立の障害者施設があります。また、市内の障害者施設は民間も含めると50カ所以上になります。パン屋さん、喫茶店、カレー屋さん、ジェラート屋さんなどなど、一生懸命働いている姿に出会うと「頑張れ!」と思わず応援したくなり、気持ちがほっこりするのです。

奪われていい命なんてない
 7月、神奈川県立障害者支援施設「津久井やまゆり園」で19人の障害者が殺害され、27人が負傷される事件がありました。今もなお、なんとも表現しようのない悲しみと怒りが心にわだかまっています。
 調布市では、市長が市報に「かけがえのない存在」と題して「生命の尊厳が否定される今回のような行為を絶対に許すわけにいかない」と、この問題に対する見解を表明しました。
 また、調布市心身障害児・者親の会もホームページで声明を発表しました。
 理不尽に奪われていい命などありません。みんな、懸命に生きている。そのことを、今一度考え、みんなで語り合おう。