軽いフットワークで市民の声を政治に活かします
むとう千里の「はっぴぃ通信」
2011年9月29日 245

議会報告@―放射能汚染から子どもと市民を守るための施策を
 27日、第3回定例市議会が閉会。私は、放射能汚染から子どもと市民を守るための市独自の施策について取り上げ、質問しました。

寄せられる不安の声

 福島第一原発事故から半年ですが、事故はいまだに収束していません。原発周辺の方々はもちろん、調布に住む者にとっても様々な問題、不安が広がっています。

 調布市では、6月から学校や保育園などの子ども関係施設や公園の空間放射線量の測定と結果の公表を開始しました。その後、学校プールの水の測定をはじめ、学校や保育園の給食食材6品目と牛乳を検査し、その結果を公表しました(全て不検出)。一方、東京都は水道水について市内3か所の浄水場(深大寺・上石原・仙川)で放射性物質の測定を実施し、それぞれ結果は不検出でした。

 しかし、公園や幼稚園、保育園の砂場や、放射線量が高いと言われている滑り台の近く、草むらなども測ってほしい。給食の食材検査は1回だけでなく、継続して実施して欲しいとの要望もあります。先日行った原発と放射能の学習会でも、参加された若いお母さんから不安の声が寄せられました。

独自調査をもとに

 共産党調布市議会議員団では放射線量測定器を購入し、独自に公園などのきめ細かな測定を行ってきました。これまで、カニ山や調布駅前公園(たこ公園)、総合体育館近くの遊びと花の広場などで測定。また、公園近くの道路の側溝なども調査しました(測定結果はこちらから)。公園では、滑り台の滑り降りた下の部分が少し高めですが、0・04〜0・10マイクロシーベルト/時程度の値が多い一方で、道路の側溝近くの泥や土が溜まっている部分は0・20〜0・30マイクロシーベルト/時という値も。直ちに健康に影響のある値ではありませんが、市としてもきめ細かな測定と、値の高い場所については除染するよう求めました。

 また、学校や保育園給食の食材について、自治体独自で食品の放射性物質を測定できる機器を購入する等、新しい動きが広がっていることも紹介し、調布市でも計測機器の購入、きめ細かな食材の検査、産地の公表を求めました。

中途半端な市の姿勢

 市長は答弁で「子どもは調布の宝、未来の希望。子どもの健やかな成長を目指して、子どもを被爆から守るため、都や国の対応を求めつつ、一自治体としてできる限り対応していくことが基本。今後も継続して取り組んでいく」とし、「空間放射線量のきめ細かな測定の実施」、給食食材については「品目を増やすなど取り組む」「産地の公表も継続する」と述べましたが、市独自で食材などの放射能物質を測定できる機器の購入については消極的でした。

 誰もが安全に安心して暮らせる町のために、引き続き、学習会開催や独自の測定などを進め、市の対応の改善を求めていきます。